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国・地域別のユニークユーザー数を集計するSQLクエリ | GA4QUERY

公開日:2023年01月18日
更新日:2023年01月18日
国・地域別の ユニークユーザー数を集計するSQLクエリ

本記事ではBigQueryにエクスポートしたGA4データを用いて、国及び地域別のユニークユーザー数(総ユーザー数)を集計するSQLクエリについて解説をおこなう。

※地域に関して、日本の場合は「都道府県」であり、アメリカの場合は「州」となることに留意されたい。

SQLクエリ概要

まずBigQueryにエクスポートしたGA4データにおいて、ユーザーの地域情報は geo という RECORD タイプのフィールド(カラム)に格納されている。

また、geo 内にネストされたフィールド(カラム)には geo.continentgeo.country という形で記述することでアクセスすることができる。

そして、ユニークユーザー数(総ユーザー数)をカウントするには、user_pseudo_id を重複なしでカウントする。

ユニークユーザー数を集計する方法に関する記事は、下記記載しているので併せて参照されたい。

▼【GA4+BigQueryで日次のユニークユーザー数を集計する】

SQLクエリサンプル

今回のSQLクエリは以下のようになる。

SELECT
  geo.continent AS continent,
  geo.country AS country,
  geo.region AS region,
  COUNT(DISTINCT user_pseudo_id) AS user_count
FROM
  `technogram-354804.analytics_291973511.events_intraday_202212*`
GROUP BY
  continent,
  country,
  region
HAVING
  user_count > 0
ORDER BY
  user_count DESC
;

■ BigQueryでの集計結果

BigQueryでの集計結果は、以下のようになった。

■ GA4探索画面での集計結果

続いて、GA4での集計結果は、以下のようになった。

BigQueryでの集計結果と、GA4探索画面での集計結果が一致していることが確認できた。

この記事の執筆者

Akifumi Watanabe

Webディレクター・上級Web解析士。 Google Analytics Certification保有。 GA4Queryの記事作成担当。 Web分析を活かした制作ディレクションを中心に行う。 元制作者の目線を活かしweb改善に取り組む。