今回は、キャンペーンURLビルダーで生成したURLからパラメータの値を取得するSQLクエリを紹介する。
SQLクエリ概要
各種マーケティングキャンペーンの効果測定をおこなうために、Googleが提供しているキャンペーンURLビルダー(Campaign URL Builder)を利用して、URLに計測パラメータを仕込むケースがよく見られる。
そこで、上記のパラメータ付きURLから REGEXP_EXTRACT
関数を利用して utm_source
, utm_medium
, utm_campaign
部分を抽出することで、流入ソース別、媒体別、キャンペーン別のセッション数やユーザー数、コンバージョン数などを計測することが可能となる。
REGEXP_EXTRACT関数
正規表現 regexp と一致する value 内の部分文字列を返します。一致がない場合、NULL を返します。
(出典)
https://cloud.google.com/bigquery/docs/reference/standard-sql/string_functions?hl=ja#regexp_extract
SQLクエリサンプル
クエリサンプルは、以下のようになる。
WITH prep AS (
SELECT
"<https://www.technogram.co.jp?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=10pkg-lp>" AS url -- 計測パラメータ付きURLのサンプル
)
SELECT
REGEXP_EXTRACT(url, 'https?://([^?]*)') AS url_domain,
REGEXP_EXTRACT(url, 'utm_source=([^&]*)') AS url_source,
REGEXP_EXTRACT(url, 'utm_medium=([^&]*)') AS url_medium,
REGEXP_EXTRACT(url, 'utm_campaign=([^&]*)') AS url_campaign,
FROM
prep
BigQueryでの実行結果
BigQueryでの実行結果は、以下のようになる。